七つ国(ななつくに)の世界のお話
ある日、この世のすべてを滅ぼそうとする破壊神があらわれました、
破壊神は強大な力で次々と世界を襲いました。
　破壊神を止めるべく、七つの国からそれぞれの王が立ち向かいました。
神から授かった、『神具』という名の強大な力を持つ指輪を身に着け、
破壊神に挑んだのです。
そして激しい戦いの末、破壊神の封印に成功しました。
七人(しちにん)の王は七英雄(しちえいゆう)と呼ばれ、それぞれが干渉することもなく、七つ国(ななつくに)に平和が訪れました。
　ところが、平和が長続きすることはありませんでした。
　人々は欲にまみれ、憎しみ合い、殺し合いをはじめたのです。
強大な厄災が、ふたたび訪れようとしていることも知らずに……